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東京Vの城福浩・前監督(中央)。練習を通じて、選手たちに高い基準を示して成長を促していた=4月21日

 もがき続ける中で待望のシーズン初勝利が生まれた。10月25日のJ1第12節。東京Vはホームで福岡を3―1で下した。

 城福浩監督の下で開幕から8試合勝てず、クラブは監督交代に踏み切っていた。相馬直樹・新監督が就いて4戦目での白星。短期間でチームが立ち直ったのには訳がある。

 城福氏の解任が発表されたのは10月5日だった。日本代表チームの活動によるリーグ中断期間明けを控えていた。

side change

サッカーを30年以上にわたって取材してきた潮智史記者が独自の視点でつづるコラムを連載でお届けしています

 相馬監督体制がスタートしたのは、広島とのリーグ戦再開の3日前のことだ。

 城福氏はクラブを16年ぶりにJ1に昇格させ、その2024年に6位に導いた。若い選手を鍛えて成長させる手腕は折り紙付き。クラブの経営トップを除けば、選手も関係者も「寝耳に水」と振り返るタイミングでの解任だった。

2年前に選手たちでやっていたことは

 シーズン途中で指揮官を代えることは半ば賭けに近い。

 新監督の下で、新しい戦術や…

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